ハイセンス
わたしは美的センスがある、と少しだけ思っている。こんなことは口に出しては言えないけど。
昔からナルシスト的な傾向はあった。自分は人より一段は上にいると思っていたし、本気を出せば誰にも負けないと思っていた。
高校で違うと気づいたけども。。。
いまはハイセンスなひと、ハイセンスな雰囲気が漂うひとに強い憧れを抱いている。とても素敵だ。
ハーフモデルさんはいるだけでなんだかもうハイセンス。そんな気持ちでいる。
わたしは目鼻立ちが全くはっきりしていなくて、しかも一重でいわゆる弥生人顔の完成形。
そして目も悪くてメガネをかけている。
地味!地味すぎる!
わたしはもっと派手に生きたいのに!と思いながら趣味の音楽にお金はつぎ込んでいるため容姿のほうにはほぼ金をかけていない。
オンナとしてちょっとどうなのか、自分でも不安に思うが…
それでもハイセンスな気持ちを持続できるぐらいの自信がどこから出てくるかというと、自慢の部屋と色の組み合わせをいつも褒められるからだ。シンプルな服しか着てないのになんだかオシャレだよね、としょっちゅう言われるし、部屋も来るたびおしゃれで大好き!と言われる。これが生きがい。
よし、来月のバイトのお給料は化粧品を買おう。少しお高いブランドの。あとコンタクトも買いたいなぁ…夏の服も足りないな…ああ、また欲しいものが増えていく。