文章を書きたいから

いわゆるクソ大学生です

弾丸

なにも書かなかった10日間について記そうと思う。

10日間のうち1日は突然の行動に出た。この生活にうんざりした私はとうとう地元を飛び出した。1日だけ東京に1人で飛び出した。1コマしかない日だったし、サボったこともなかったからもういいやと思って飛び出した。

 

まず朝一の新幹線に乗った。各駅停車の新幹線だったから駅に止まるたびに気分が高まった。建物の数が格段に増えていく様子がたまらなかった。 

 

新幹線の中で進学を機に上京した親友への手紙も書いた。いつもベタベタ接したわけでもないし、大好き〜!とか、いないと無理〜!とかいう言葉は一度も発したことがなかった。しかしいなくなって虚無感を感じていた。そんな親友への手紙は照れ臭かったが、高揚感のせいか照れもなくなり素直に書けた。いままで一度も伝えてこなかったが、いないと寂しいと伝えられた。

東京について一番最初にしたことはもちろん(?)東京駅の写真撮影。写真を5枚ほど収め、友人と待ち合わせの時間まで東京駅を見て回った。やっぱり人が多い。活気に溢れている。この空気が好きだ。

 

東京を回っていて気づいたことがある。

やはり自分は後悔している。受験を失敗したこと、受験校の選択ミス、すべてが後悔だ。大学生は東京で過ごす!と意気込んでいたあの頃が懐かしいし戻りたい。

仮面浪人を考えつつ、いまは自分が置かれている場所で頑張るしかないと思った。

「置かれた場所で咲きなさい」そのままだ。

 

弾丸東京旅行は気持ちの整理になった。行ってよかった。ありがとう。